一狩り行きましょモンハンP3rd

今更ながら、『モンスターハンターポータブル3rd』と言うゲームに嵌っています
もうすぐ新作が出る時期なのに…


あたしは始めは嵌りそうという意味でこのゲームを避けていました。新しい装備を作るためにはモンスターから素材を剥ぎ取って集めないといけないので目的の物を作るために作業になりやすいし、多人数プレイが前提になって一人でクリアするのには厳しすぎる物も無きにしもあらず。それに何よりあたしは一つのゲームにのめり込んだら他のことは考えられないようになるので…。


…でも、いざやってみると思った通り意外にものめり込んでしまいました。敵毎に行動パターンを覚えて一匹一匹攻略していかないといけないので強い敵には詰みかねないし、罠や爆弾といった道具を使ったスタイルで行くとなると多少ストイックな下準備が必要になってくるけど、それでも結構飽きずに出来るのです。良くも悪くも敵の攻撃は激しいので気を抜けばあっという間に体力を持って行かれるけれど、敵のいないエリアに行けば回復し放題だしベースキャンプと言うところに帰れば回復薬無しで全快できるので、そう言う意味ではゴリ押しも出来るので諦めなければ大抵の敵は倒せるのです。それに、狩りのための下準備も脳みそがそこそこ麻痺して半ば無意識にやっているし…。


それで何よりもあたしがこのゲームに嵌ったのは世界観。村も武器もモンスターのどれをとっても絶妙なんです。あんまり他のモンハンは詳しくないのだけれど、まず今作での舞台のユクモ村は結構オリエンタルで。紅葉が舞っているし屋根は藁葺きだし、村の上の方にある温泉場は天守閣みたいでなかなかの存在感。何というか似非邪馬台国っぽいです。


それで武器。武器は殆どの物はモンスターや植物や鉱物と言った素材から作られているのですけれど、モンスターから作られている物はそれの元になっている物の骨や鱗の質感がしっかりと出ていて、正にモンスターで出来た武器って感じなんです。防具なんかではモロそっくりな兜みたいな見た目重視な物も多いので、有る程度集まってくると着せ替え感覚で装備できて面白いんですよ。


そいでモンスター。モンハンに出てくる主に討伐の対象になる大型のモンスターの大半は、海竜種や獣竜種といった竜と名の付く種類に分類されています。竜と言うよりはホ乳類に近い物が結構あるけれども、どれも微妙に生々しいのに微妙にファンタジックで格好いい。それに名前もまた絶妙。ドボルベルク・イビルジョー・クルペッコ・アオラシア・ジンオウガ。どれもポケモンみたいに語呂が良くてついつい並べて歌ってみたくなる感じなんです。…あたしだけ?

↑この子はベリオロス。飛ぶは尻尾振り回すはでホントに苦手で…。


それで何よりもそれらの要素を含めて硬派なところが凄く惹かれるんです。ストーリーも無いしメタ要素パロ要素も皆無だけれど、その分余計なことを考えずにゲーム性だけを集中して楽しめるんです。そしてそこに、いくつかのギャラリーモードで見られるモンハンのムービーとそれを元にして作られたMADとかで幾らでも世界観が広がっていってんです。人によっては修羅みたいに狩りを続けるハンターもいれば、リオレイアの卵を転んで割ってしまうようなおバカハンターな人もいて。そんなゲーム内だけで収まらないような魅力的な世界があるのが面白いんです。どれくらい買って言うと、一番嵌っていたときなんかは嬉しすぎて感情の陰と陽のコントロールが効かなくなるくらい…。


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