モノノケ市紀行
モノノケ市に行ってきた
ちなみにモノノケ市とは簡単に説明すると、大将軍商店街が町おこしに行っている美大生などの作り手たちが出店するフリマだ
これがモノノケ市の入り口
てか、神社の中でやっているとは思わなかったのでポスターを見るまで不安だった…
そもそも大将軍商店街を見つけるまでの道のりも楽じゃなかったよ…
まず、京都駅までの電車で揺られている間は酷く苦痛だった…
約４４分間、満員電車で立ちっぱなし…
人口密度が高すぎるとストレスで死んじゃうらしいのよ！？
そして、京都駅もまた人が多い上に地図が分かり難い
トイレを目印に彷徨ってたら、いつの間にか外に出てたし…
そして、やっとこさ円町駅についたのだけど妖怪ストリートまでの地図が一番分かり難い！
小さい道とかあるけど、これが地図に書かれている道なのかどうかが分からないから此処が何処やら…
兎にも角にも、お天道様だけを頼りに北へ歩いていったよ
「妖怪ストリート」の旗が見えたら憑きものが落ちたかのように安心したよぉ…
ちなみに、妖怪ストリートは大将軍商店街の別名ね
…で、やっと本題のモノノケ市の中身
神社の境内でやってるだけあって、なんだかお祭りの屋台みたいだった
それでその屋台…もとい、お店はそこそこ色々あって、
雑誌、お面、漫画、置物、イラスト、財布、下駄、シルバーアクセetc…
その中でも人集りができていたのが、団扇か扇子に好きな妖怪を描いてくれる「怪作戦」だ
ちなみに１枚５００円！
…いや、高いか安いか分からないけどさ
でも、絵はとてもおどろおどろしくて魅力的だったのであたしも絡新婦（じょろうぐも）の絵を描いてもらった
ちなみに、どんな絵かというとこんな感じの絵、「怪作戦」のサイト
http://ranryoutei.blog.shinobi.jp/
来年は経凛々と神社姫と送り狐と天魔とマヨヒガとバックベアードを描いてもらお〜っと★
ここで問題！
神様にお参りするときは鈴鐘を鳴らすのが先かお賽銭が先か、さあどっち！？
正解はお賽銭が先！
ちなみにあたしは、先に鈴鐘を鳴らしてしまいました…
だって鈴鐘で神様を呼んでからお賽銭を入れた方がいいと思ったんだもん！
それに信仰に形は関係ないもん！
でも、形になって初めて心は伝わるものだし…
器がなければ水を留めておけないしね…
もっとも、あたしに器を満たすほどの信仰心があるのかどうやら
「神社も観光地でない限り必要ないということか」
（東方三月精より抜粋）
ちなみにモノノケ市の舞台の大将軍八神社は素盞嗚命を祭神とする国の重要文化財や京都府指定文化財に指定されている神社だ
平安京建設時に都の方除け守護として造営され、当初は大将軍堂と呼ばれたそうだ
江戸期に入ると大将軍社と改称し、明治期に現名称へと変更
もともとの祭神は大将軍で明治の神仏分離令にて祭神は素盞嗚尊と改められた
ちなみに大将軍とは陰陽道において方位の吉凶を司る八将神の一柱で軍事を司る金星に関連する星神
あと、大将軍八神社の御利益は方除と厄除
お昼ご飯は境内で売られていた「妖怪焼きそば」
写真じゃ分かり難いかもだけど、やや紅色です
売ってる人の話だとイカスミが入ってるらしいけど紅色の正体は不明…
でも、味はかなり良かったよ
味も濃すぎないし火の通り加減もバッチリ！
ただ、豚肉が一切れしか入ってないところが残念…
とりあえず腹ごなしが済んだら本格的に店を覗き始めました
まず、真っ先に買ったのが「４コマまよひが奇譚」
「妖怪イラスト＆漫画ブログ 外々譚々」の漫画を纏めたもの＋おまけ漫画
可愛らしくおどろおどろしい絵柄でとっても面白い漫画です
来年は和綴じの妖怪図鑑とか作ってくれないかなぁ…
http://youkaiblog.blog75.fc2.com/
次に買ったのは唐傘お化けのビーズアクセサリー
付喪神とか結構好きだから、つい買っちゃった★
ちなみに売り手の話だと、友達の旦那さんが作ったらしい
お次に買ったのは狐のお面
付け心地は悪くないのだけど、如何せん覗き穴が小さい…
なので、頼んで覗き穴を大きくしてもらいました
でも、まだ小さい…
そして、最後に買ったのが妖怪蝦蟇口
開けると目玉が付いてる素敵な蝦蟇口です
いっぱい小銭を食わせたら妖怪化しないかなぁ…
しばらくモノノケ市を探索していたら、何やら妖しいモノが…
モノノケ市の妖気に誘われて本物が来ちゃったのか！？
戦闘態勢に突入…
禍々しさで、これ以上近づけない…
物静かさが、この妖怪の格を物語る…
それに、時々子供の泣き叫ぶ声が聞こえるよ…
…と、そんなこんなで一通りモノノケ市を満喫しました
しかし、妖怪ラーメンとか百鬼夜行資料館とかは行ってないのよねぇ…
今度は行くときはそうはいかないからね…
８月の妖怪藝術展「ばけてん」にあたいが来るのを楽しみに待ってな、妖怪ストリート！！
