ドン・キホーテと清水先生

今日、学校の技術の時間に映画の「ドン・キホーテ」を見ました
ちなみにこれの小説の方の作者はミゲル・デ・セルバンテス
この小説は個の視点を盛り込んだことで最初の近代小説と呼ばれたりもしています
この作品は大まかに言うと…
アロンソ・キハーナという老人の下級貴族がラ・マンチャというスペインの高原地帯の村に住んでいました
この老人は騎士道物語を読みすぎるあまりに、現実との区別が付かなくなり自分を騎士だと思うようになりました
そしてある日に老人は自分をドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャと名乗り従士に農夫のサンチョを連れて旅に出る…
導入部は概ねこんな感じの話の筈です




ところで、あたしの好きな作家に清水義範という人がいます
この方の作品は推理物、SF、パスティーシュなど結構幅広いです
そのなかであたしの好きなのは雑学系の本
「面白くても理科」等のシリーズはホントに分かり易く面白くてオススメ
それでこの方の本に「雑学のすすめ」という本があるのだけど、その本の中に「モーロ人とは何か」という話があって…
そこの初めにドンキホーテについて触れられているのだけどドンキホーテを書いたのはセルバンテスではないと書かれています
正しく書くと、セルバンテスが見つけたアラビア語の雑記帳を翻訳して貰ってそれを小説の形で紹介しているのだそうです




それで何が言いたいのかというと…
雑記帳を元に書いたから近代小説のようになったのじゃないかなぁ…
雑記帳ならいつの時代でも専ら個人的な事を書くものだし…
何世紀も前の小説は殆ど呼んだことないから何か言えた義理じゃないけどねぇ…









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