Yomuyo!
毎度の事ながらお金がないのに本屋に行ってきました
大丈夫、後生大事に温存ししてある貯金を崩してきたので本を買うお金はアリ
何でそんな馬鹿してまで本を買うのかというと今、新潮文庫の本を買うと素敵な物が色々と貰えるのです
あたしが狙っているのは、１０冊買うと貰える「Yonda?ヒーリングCD」
きっと、思わず笑ってみたくなるようなほんのりB級感のあるはんなりとした音楽に違いないですたい
今日買った本は…
檸檬 （著者・梶井基次郎）
フェルマーの最終定理 （著者・サイモン・シン 訳者・青木薫）
お医者同心 中原竜之介 猫始末 （著者・和田はつ子）
梶井基次郎の檸檬は以前に「名文書き写し文章術」で一度書き写したことがあったのですが、とても落ち着くような文体でした
単に電気を付けていない場所で書き写していたせいかもしれないけど、不安定な優しさが漏れているようで心地よかったです
一言で表すなら「くふぅ…」の溜め息一つですよ
フェルマーの最終定理とは言わずもがな…、
「3 以上の自然数 n について、xn + yn = zn となる 0 でない自然数 (x, y, z) の組み合わせがない」
と言う、高校数学にも出てきそうな定理のことです
実際に中学生程度の知識があれば理解できるそうで、それ故に多くのアマチュアに数学を志させた定理でもあります
この本は、その定理を完全証明に至らすまでの何世紀にも渡るノンフィクションの話だそうです
猫始末は新潮文庫ではないけど、財布の紐がゆるんでついつい
正直、時代物は生々しい愛憎劇って印象があったので避けていたのですけど…、
この本の主人公は「よろず医者」ということで、きっとそういうのとは無縁だろうと思って買っちゃいました
それに最近「しゃばけ」と言う面白い時代小説を読んで、敷居さんだか生垣さんだかが少し低くなっていたのものでね
さて、読む時間をどうやって確保しましょうか…
