ニホンバシ買い出し紀行

どういう訳か、日本橋に行ってきました
とりあえず、そうなった流れを1から説明します


7月の上旬頃、どういうルートからか分からないけれど近鉄が何処まで乗ってもタダになる券を貰いました。片道のを4枚、期限は7月中。それで、まず最初にそれを使っていこうと思った所は海遊館。一度、一人で海遊館に入り浸ってクラゲとかのスケッチをしたいと思っていたのです。しかし、この海遊館近鉄だけでたどり着けるような場所ではないし、乗り換えが良く分からない。何よりも、海遊館にはいるための入館料が2000円…。子供900,幼児400なのにねぇ…。それで、海遊館を断念して次に思い立ったのがモノノケ市、妖怪限定のフリーマーケットです。元々、チケットが無くても行く予定だったけれども最近結構散財したらしく財布が軽くて行こうかどうか行けるかどうか迷っていたので。とりあえず往復で2枚の使い道が決まりました。それで、残りの2枚の使い道を迷っていたので、この前あたしを無理矢理全く神さびていない祭りに連れて行きやがりました同級生に、タダで何処かに行けるとしたら何処に行くか聞いてみました。すると、これが悩むばかりでなかなか良い答えを出さないのですが、何だかその同級生を見ていると自然と浮かんでくる言葉が。


「…ポケモンセンター?」


すると、その同級生が思った通り妙に乗ってきて、それで結局二人で行くことに。ただ、二人で合計4枚の券が必要なのでモノノケ市行きはおじゃんに…。いや、最近は年に何回もやるので又の機会があるので。それでその日は、詳しい路線は向こうが調べて連絡してくれると言うので、待ち合わせとか集合場所とかの打ち合わせをそこそこに家に帰って翌日に備えて眠り姫。それで当日、集合場所にてその同級生が言いました。


ポケモンセンターは別の日にせえへん?」


当日になって言うことですか…。しかも前日、幾ら電話を掛けても出てこなかったし…。それで、どこに行こうかと言うことになって同級生が久しぶりに日本橋に行きたいということで。はい、行ってきました。




ひたすら電化製品とPCパーツの店が商店街みたいに少し日の当たりにくい位に狭く密集していて、雑踏や売り子の声で五月蠅いけれど妙な包容感のある感じ。…ということはなく、普通にアニメ関連のゲーセン模型DVD屋さんが並んでいました。何かこう…。普通…。



…いや、でも店自体は変わった物もありました。厨房で使うような巨大な調理関連器具の店があったり、パトカーが付けているような赤いクルクルや明らかに前時代の電話を店頭に並べる店もありましたし。上の写真みたいな格好いいシャッターの店もちらほら。他にも人の背丈ほどのガンダムマジンガーZが看板掲げている店も結構ありました。何故か写真撮影禁止だったけれども…。それで、そんな店の中でその同級生が見てみたいと入っていった店が模型専門店。とにかく、沢山のガンプラやその他ロボット系のプラモデルが置いて店で見ているだけでも眼福物です…。ところで、あたしも小学生の時ガンプラが流行って結構作っていたりしてました。ガンプラって普通に作る分には特別な道具はいらないけれど、これがなかなか曲者でねぇ…。安い奴だと縁からパーツを外そうとすると細長い奴なんかはボキッと折れたりするし、装甲は基本的に間接を二つのパーツで挟む感じだから偶に片方を180度逆に嵌め込んじゃって外すのに完成させるのと同じくらいの時間が掛かったりしてねぇ…。ジム・コマンドは結局外れなくて作りかけで箱にしまわれています…。それで何よりも難関、というより面倒臭いのが胸なんよ…。腰、腕、頭を全部挟み込まないといけないから何故かどうしてもどこかが巧く嵌らないんですのよぉ…。右肩だけズコズコになったりとかね…。そんなこんなで、今ではもうやっていません。作っている間は無心になるけれども脳汁が出るって程ではないし、何より物を飾る趣味はないしね。



いや、これは単に捨てるのが勿体ないし、偶然使っていない棚があるしで…


それでガンプラから話を戻すけれど、出来たらゆっくりと見つけた店に片っ端から入りたかったけれども隣人が居るのであんまりゆっくりと出来ないのでとりあえず勝手も分からないしで、その同級生に右斜め後ろ30度くらいについて行ってました。途中で目に入るDVD屋やゲーム屋に後ろ髪引かれながら…。一度やってみたいんよ、中古DVD買い漁り一気見…。『フルメタルジャケット』とか『ゆきゆきて神軍』とか『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』系の物をさぁ…。



ちなみに、その同級生。流石に同級生で押し通すのは辛くなってきたので、仮に山中と名付けます。その山中の日本橋に来た目的は大阪観光で、道頓堀とかお笑い芸人とかを見に来たそうです。あたしは有名な物とかを見に行くのはあんまり好きじゃないんだけれどもねぇ…。



ナイスネーミング



河豚や蟹、グリコ等の大阪名物を一通り見物した後、ドン・キホーテという店に行きました。いやはや見た目の派手な店でペンギンの看板の後ろに観覧車があって、中も狭いスペースに食料やら家電やらパーティーグッズやら何でも詰め込んである店なんです。いや、説明しなくても誰でも知っているだろうけれど…。ちなみに、この店を見たあたしの第一声が、
「この店は何を売っているのだ?あの観覧車は何時廻るんだ?!」
…です。ドンキ・ホタテを知っていてドン・キホーテを知らない人ってあたしだけなのかねぇ…。



喋り方がこの人に似ているって2回言われたことがあります



同人ショップにも寄りました。この店は開いてなかったので行ったのは『とらのあな』という店です。『上海アリス幻樂団』というサークルのCDと他に幾つか欲しい物があって。それにしても、同人ショップとは言うけれど普通の一般流通の物とかも売っていて、特定の絵柄の物を集めた店って感じでした。同人ならではの同人じゃなきゃ出来ないようなアバンギャルドな作品が見つからなかったのが納得いかない…。そもそも萌えっていうのはあたしのなかでは、人が人に感じる魅力をカテゴライズして、そして様々なジャンルを渡り歩く中で新しい萌えを模索していく…。そういうものだと思うのです。だから、こういう萌えの中での有る意味狭いジャンルに特化している店って、言葉を知らない人が萌えの指す物はコレだと理解するようなことになっている気がしてならないから凄く不安でねぇ…。




…とりあえず、オチになるような話もないので総括のような物でも。都市圏に来たのが久しぶりということもあったけれど、普段見慣れないような店の多さや人の多さには興奮しました。ちゃんとあたし好みの変な店も沢山あったし、よく観察すれば面白い人も良たしで大満足。今度来るときは一人でゆっくりと廻りたい物です。一人じゃなきゃ入りにくそうな店もあったので…。


ところで、帰りはひたすら山中とポケモンバトルしていたのだけれども全然勝てやしない…
無性に、何匹か育てたくなったよ…
あと、仮に山中と名付けてから今の一回しか使っていない…


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